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建物
金丸
茂兵衞
名前_縦
侍
血

イラストレーション 井筒啓之

特設サイト黒
メッセージ黒背景.

アイデアから始まります。

モチーフでもテーマでも構いません。

「あ、これ面白い」と感じる着想を得るのが全ての端緒となります。

冗談や悪戯を思いついた子供と同じで、

ワクワクと浮きたつような気分になります。

艱難辛苦を経た数ヶ月後、アイデアは一編の小説へと結実します。

本は刊行され、世間の評価を待つことになる。

もし貴方が、井原忠政の本で笑ったり驚いたりして下されば、

その時点で俺的には、ほぼ「ミッション・コンプリート」。

――冗談が滑らずによかった、

と元子供は拳を握り締めているでしょう。

 

 井原忠政

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真田武士心得〈二〉 関ケ原純情 
【2冊連続刊行! いよいよ天下分け目の決戦へ――】

慶長五年、関ケ原の戦いが迫る九月。真田家の若き家臣・鈴木右近、数え十七。主君・真田信幸の密命を胸に、右近は家来の榛名大吉、従僕の権蔵を連れて信州・戸石城を発った。託されたのは、柳生宗矩の名が記された一通の書状――。それを期日までに岐阜・宗章のもとへ届けねば、真田の命運が変わる。

道々の峠は険しく、夜は闇に沈み、昼は野武士が襲撃してくる。背に野太刀を負い、汗と息を刻みながら右近は走る。胸の奥には、ただ一つ、主を愛する気持ち。そしてもう一つ、仇敵・中山九兵衛への燃えるような復讐心。かつて父母を切腹に追いやった男を、必ず討つ――その誓いだけが、若武者を走らせていた。

引き裂かれた真田家、揺れる主従の情、迫る天下分け目の戦い――。
そんな中でも、少年はひたすら“純情”を貫く。魂の第二弾!

​2025年11月5日(文春文庫)
真田武士心得〈二〉 関ケ原純情.jpg
金箔_下
江戸の町
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